いつもブログを読んでくださる方、ありがとうございます。
このブログで一番アクセスが多いこの記事。
検索候補で「ロマンス 嫌われる」が出てくるのもあり、やっぱりみんな気になりますよね。
いつか記事をしっかり書こうと思っていましたが、表現の仕方によっては誤解されることもありそうで、なかなか書けませんでした。
うまく伝えられるかわかりませんが…
少しでも悩みの解消になればいいな、と思い執筆させていただきます。
ロマンスは本当に嫌われるのか?
これはあくまでロマンスタイプを意識した自分が、10年ほどロマンスの恰好をした末に出した結論です。
結論は
はい、嫌われます
です。
嫌われやすい、の方が正しいかもしれません。
★そもそも人が嫌われる、嫌われないというのは、最終的には相性や人間性の問題だと思います
でもロマンスの方が知りたいのはそういうことではないですよね。
あの子も同じなのになぜ自分だけ…?
とか、何か身に覚えがあるから、あのワードで検索をしているのだと思います。
だから人間性とかはひとまず置いておいて、パーソナルデザインの中での話、なぜ嫌われるのかを話していきます。
嫌われてもあなたが悪いわけではない
嫌われると言ったけど、ロマンスの方が悪いわけではないです。
まぁ自分の体験談では性格が悪くて、よけい嫌われたこともありましたが…
(悪いというか配慮がなかったり無神経だったため)
一般的にロマンスの方が嫌われやすくても、それはロマンスの人が悪いわけではないと思います。
あなたが悪いわけではないです。
なぜ嫌われるのか
では、なぜ嫌われるのかといったらそれは
攻撃しているからです
え?何もしてないし、さっきロマンスは悪くないって言ったよね?
そう思いますがロマンスタイプは
無意識に相手を攻撃しています
とくにロマンスの装いが、です。
持っているものをみせびらかすのは不快
ロマンスタイプはセクシー、甘いなど女性的な要素をもっています。
そこでさらにロマンスの恰好をするととっても素敵ですが、女性らしさがより強調されます。
☆お金持ちが必要以上にお金をみせびらかすのってイヤだし、なにか鼻につきますよね
これは他のタイプにも当てはまることだと思います。
ファッショナブルの人の
「もっと堂々としていたらいいんだよ!」
とか
ナチュラルの人の
「メイクにそんな時間かけるの?服なんてその辺にあるのでよくない?」
や
アヴァンギャルドの人の
「ひねりがなくてつまんない、無個性。」
とか言われたらなんだかモヤっとしませんか?
「あなたはいい(できる)かもしれないけど…」と。
ロマンスの服を着ている、ロマンスタイプはこのように発言しているわけではないですが、その恰好を
- おしゃれしないなんてありえない!
- 女性に生まれたんだから女を楽しまなくっちゃ
- いつでもキレイでいたい
というメッセージで受け取る人もいます。
でもそれだったら他タイプも同じように嫌われるはずですよね。
もちろん他タイプも嫌われやすい場面とか、要素はありますがロマンスほどではないです。
では、なぜロマンスばかりがやり玉にあげられるのでしょうか。
ロマンスの特徴である女性的は本能レベル
世の中にはいろいろな人がいるので、お金に興味がない人もいます。
お金がなくたって幸せだし、堂々としないで隅っこの方が落ち着く人だっています。
今はいろいろな生き方がありますが、女性が男性とくっついて子供を産むというのは本能レベルのことです。
太古の昔から遺伝子に刻まれています。
魅力をふりまいて、魅力的な相手をつかまえて、子供を育てるのが生物の存在意義です。
なるべく、そうなるように遺伝子にくみこまれていることなので根強い部分です。
魅力的な相手の子供を産んだら、育てなければいけません。
★産中、産後の不自由な身体で育てるのに、パートナーがよそ見をして他へ行ってしまったら、困りますよね
大昔だったらそれは生死にかかわることです。
だから、多くの人は女性的な魅力をふりまいている相手に警戒します。
せっかく一緒になった魅力的なパートナーをとられたくはないですから。
じゃあ、もう結婚した人や恋愛に興味がない人はロマンス女性を敵視しないのか、というとそうでもありません。
結婚していたってとられる可能性はあるし、生まれた時から女性なので女であるというのはアイデンティティの大きな部分をしめています。
☆遺伝子レベルで女性的な相手は警戒しないといけないし、自分=女ということは死ぬまで変わりません
もう子供も産んで、恋愛に興味がない人でもそれはそれでロマンスタイプに不快感を感じるのではないかなと思います。
「ちゃんと勉強したの?」
とか
「この絵がお買い得だから買ってよ」
など、もうやったことを何度も言われたり、興味のないことに勧誘されるのは不快です。
恋愛のステージからは降りたのに、目の前にあま~い恰好をしたロマンス女性がいると
「女性は女性らしく」という無言の圧が感じられると思います。
★もう必要ないのに、戦いのステージに再びひきもどされるのは誰だって嫌だと思います
もう恋愛とは無縁でいよう…と思って自分もテキトーな服で出かけたことがあります。
そんな時に女性らしい恰好の方を見かけると、ロマンスの自分でも不快というか焦ります。
「(女であることを)サボるな!」
とおしりを叩かれているような気分になってしまいます。
じゃあどうすればいいの?
本能的なレベルならもうどうしようもないし、どうにもできないってこと?
ロマンスでおしゃれを楽しもうと思ったのにおしゃれするなってこと?
せっかく似合う服がわかったのに、着れないなんてイヤですよね。
本当は時間をかけて、人間関係で信頼をきずけるのが一番ですが…
しっかりした関係がきずけるまでは
- PDロマンスの服を着る時は地味な色
- ゆるっとしたナチュラルの服
こんな感じで100%ロマンスの恰好は避けるといいかなと思います。
1回きりとか、初対面の相手なら100%似合っている恰好は大事にあつかわれていいんですけどね。
日常の人間関係、とくに会社などでは話は別です。
色のイメージは一番大きいので、ピンクとか赤、紫はそれだけで女性らしいです。
☆形がロマンスの服なら、色は黒、茶、青、グレーなど自分のパーソナルカラーでなるべく地味な色がいいです
あとはナチュラル服は同性受けがいいのと、ゆるっとした服はロマンスの方に似合うことが多いので使いやすいと思います。
そしてサブがグレースなどなら、そちらに寄せるのもありかなと思います。
あまりナチュラル服によると同性受けはよくなるけど、本来のタイプと違う服ばかり着ていると、自分のことを軽んじる異性がよってくることもあるので。
波風たてたくない、って方やあまり目立ちたくないって人はロマンスの恰好を少し抑えるといいよって話です。
そもそもロマンス100%の恰好は必要か
たしかに100%似合う恰好って気分もよくなるし、何より楽しいですよね。
そしてやっぱり多くの人が丁寧にあつかってくれます。
まわりの反応が変わるから、ロマンスの人はよりロマンスの装いをして自分を守ります。
★でも、いきすぎると防御のつもりが、ガンガン攻撃していることになって嫌われます
一見丁寧にあつかってくれる人も、こちらが攻撃しているからコワいだけで、表面上は丁寧でも陰で嫌っていたり、スキができたら叩けるチャンスを狙っていたりします。
美容業界とかでない限り、日本で100%ロマンスの恰好は浮くかなと思います。
もし私が昔の自分にアドバイスするのなら、
「その恰好ほんとうに必要?」
と言います。
おしゃれが楽しくて仕方がない時期だったけど、会社や学校だったら70%くらいでいいと思います。
でもステキな出会いを求めている方や、恋愛中だからかわいい恰好をしたい人もいますよね。
男性はストライクゾーンが広いし、1度だけいいと思ってもらえれば恋愛対象に入ります。
ふだんは抑えめの恰好で、ここぞという時だけ勝負服を着ましょう。
その方がよけいな敵をつくらないし、ふだんの性格も見てもらえます。
ロマンスが嫌われないために
嫌われないために、おさえめな恰好でいましょう、と言いましたがそれはイヤな人もいると思います。
ロマンスの服もロマンスの自分も大好きだから、ありのままでいたい
そういう人だっていますよね。
そういう人はこれを意識すると生きやすくなるかなと思います。
相手にやさしさや好意の気持ちを伝える
ロマンスの人は無意識に攻撃しているので、その攻撃を帳消しにするくらいの好意を見せた方がいいです。
相手が自分を嫌っていたら
- 私には敵意はありませんよ
- あなたのこと好きですよ
というのをしっかり見せた方がいいです。
大人しいロマンスの方や、内気なロマンスの方はとくに誤解されやすいので、少しオーバーなくらいがちょうどいいです。
人に興味がなかったり、口ベタだとこれはなかなかキツイです。
でもがんばって
とにかく敵意はありません
というのを見せた方がいいです。
美容広告塔になる
無意識にしている攻撃を、帳消しにするくらいの価値を相手に与える、です。
- あの化粧水がよかった
- このダイエット法がきいた
- 今このお店がセール中
など、お得な情報を提供するポジションや、一緒に美を競う関係になるとロマンスタイプのよさもいかされます。
とくに美意識の高い相手には効果的です。
女性から敵視されるロマンスですが、ある意味ロマンスタイプは全女性が目指すところです。
ロマンスタイプと思われる、小嶋陽菜さんや石原さとみさんは女性からも人気です。
身近にいたら好感度は変わると思いますが、彼女たちが人気なのは美のお手本となるからです。
自分にとって得がある人間を嫌う人はそういません。
お母さん的なポジションになる
最後は母性を大きくもつ、です。
ロマンスタイプは敵視されますが、同じ女でもお母さんを敵視する人はあまりいませんよね。
最初のやさしさや、好意を見せると似ていますが、あれは仲良くなるや懐くという感じに近いです。
お母さんは、それよりもクラブのママ的な存在です。
みんなが仲良くやれるように、調整したり見守っているイメージです。
人生経験をつんでいないとむずかしそうですが、面倒見のいいひとや正義感の強い人はむいていると思います。
以上、完全な主観で書いたのでちがう所もある思いますが、これが私の結論です。
ほんとはこんなこと考えたくないし、なんてめんどくさいんだと思います。
たとえ、これを実践してうまくいっても何か空しい気もします。
これを読んでいるロマンスさんも自分も、こんなこと考えなくてもいい人間関係が築けたらいいなと思います。
最終的には性格です。
例えに出してしまった他タイプの方や同じロマンスの方、ごめんなさい。
パーソナルデザインは人間関係の入口なので、そこで上手に使えるといいなと思います。